『Yoshino Nanjo Live Tour 2017 <・R・i・n・g・>』感想
南條愛乃さんが3枚目のアルバムを携えて行った『Yoshino Nanjo Live Tour 2017 <・R・i・n・g・>』の千秋楽公演に参加して来たので感想をば。
今回の『Yoshino Nanjo Live Tour 2017 <・R・i・n・g・>』は全国6箇所7公演で行われたツアーでした。僕が参加した千秋楽公演は東京の両国国技館で行われた2日目の公演。両国国技館でのライブに参加するのは初めてだったので国技館というハコ自体にも多くの期待を膨らませて向かいました。座席は2Fスタンドでしたが。。。
入って最初の感想は「武道館っぽい!」でしたね笑。ですが天井を見上げれば歴代横綱の写真が飾ってあったり、椅子はフカフカだったり、駅から近かったりと個人的には武道館よりも好きかもしれないです。そして一番気に入ったのが2F側に向けられているモニターの画質の良さ!このモニターは国技館備え付けだと思うんですけど他のハコよりかなーり良かったんですよね。推しのお顔が高画質で見れる喜び!だから2Fスタンドに飛ばされるなら両国国技館がオススメです。
ではここからライブの感想を。セトリは以下の通り。
『Yoshino Nanjo Live Tour 2017 <・R・i・n・g・>』両国公演2日目セトリ
1.ユアワールド
2.飛ぶサカナ
3.誇ノ花
4.逢えなくても
5.光
6.Recording.
7.今日もいい天気だよ(日替わり曲1)
8.きみを探しに(日替わり曲2)
9.ゼロイチキセキ
10.スキップトラベル
11.一切は物語(シークレットゲストのやなぎなぎさんと一緒に)
12.嵐の中で君だけは
13.ほんとはね。
14.idc
15.ゼリーな女
16.OTO
17.pledge
18.螺旋の春
19.光のはじまり
En1.Latest Page
En2.だから、ありがとう
En3.・R・i・n・g・
今年のライブもセットリストの軸には3rdアルバム「サントロワ∴」の曲を構えつつ、南條さんが歌いたいと思いつつもなかなか歌う機会がなかった曲や雰囲気が似た曲を並べたりと満足感の高いセットリストに仕上がっていました。
今までのライブには割と組み込まれてたアニメタイアップのナンバリングシングルがここ最近あまり歌われていないのは、アーティスト活動が今年で5周年になり、曲数が増え選択肢が増えたからこそ。アニタイはフェスで拾えばいいですからね。
1.ユアワールド
1曲目はアルバムと同じ「It'll be dawn soon」かな?と思っていたので驚きましたが、開幕から明るくて優しい南條愛乃ワールドが会場を包んでくれました。
頭の中好きなものでうめよう
気持ちが高鳴る音を 心がときめく色を
深く息を吸って 昨日飲み込んだ言葉も今だけは忘れて
感じてみて あなただけの世界
1曲目に選んだ理由が歌詞を見ると伝わってきます。南條さんが創るこの空間を日々の生活からは少し離れて一人一人がいろいろな感じ方をして欲しいという"表現者"南條愛乃の想いが見て取れる選曲です。
『気持ちがたかなる音を 心がときめく色を』あの手この手で表現してくれるのが南條愛乃さんのライブなんです。
2.飛ぶサカナ
1曲目を作曲したしほりさんが作詞作曲を手掛けたこの曲。しほりさん本人もライブにいらしてたみたいでこのようなツイートをされていました。
私的にも飛ぶサカナは、自分が人生で書いた全曲の中でもトップクラスに好きなんです。いつか南條に歌ってもらいたい、ってそれまでもずっと話してて、ついに叶った時の曲でもあるし、彼女の存在とか世界観は本当にインスピレーションが冴え渡る、逸材!! https://t.co/prfdHlGwlT
— しほり NY移住 12/1 東京ワンマン (@shihori94) 2017年11月5日
南條さんファンの中でも人気の高い1曲ですが作った本人もかなり気に入っている1曲なのは嬉しいですね。この曲は南條一間のオープニング曲として使われていてこの曲のイントロが流れると始まるぞ!って気分にさせてくれます。1曲目の「ユアワールド」、2曲目の「飛ぶサカナ」しほりさん曲2連続で最高の幕開けでした。
着席して腕組みしてウンウン頷くだけのライブにしようと思っていたら2曲目で跳ばされました笑。
6.Recording.
1stフルアルバム「東京1/3650」に収録されているこの曲は1stライブ、去年のNツアー,そして今年の・R・i・n・g・ツアーと毎年セットリストに組み込まれてきました。
南條さんの曲やライブに対する姿勢が見えてくるこの曲。この曲を歌ってる南條さんや会場の雰囲気なんかも全部込み込みで大好きなので今年も聴けて幸せでした。
たくさんの気持ちを詰め込んで 歌にのせてくんだ
小さなスタジオに今はひとり
だけど曲の向こう君が待ってるいつの日かライブで どんなふうに歌おうかな
みんなと過ごした思い出増やして
どんな曲に育つのかな
南條さんはこの曲の歌詞だったり1stライブのMCで"曲をみんなで育てていきたい"って仰っていたんです。ライブのコール&レスポンスなんかが回数を重ねる度、出来上がっていく雰囲気なんかは自分も感じていましたがそれを改めて歌詞をして歌ってくれるのはオタクにとって凄い嬉しいです。"みんな"に自分も南條さんも入っているんだって感じられるので。
11.一切は物語
この曲の前に衣装チェンジでバンドさんたちのイカした演奏とダンサーちゃん達のどハデなダンスがあってからのこの曲。ステージ上に2人のシルエットが見えイントロが流れた瞬間に会場は大盛り上がり。
勘の鋭くない僕のようなオタクでもツアーファイナルだし何かしらやってくれるだろうと想像するとまず予想できるシクレがこの曲をなぎさんと2人で歌うこと。まぁ予想してても結局驚くしめちゃくちゃ盛り上がるんですけどね笑。
けれど2人の歌唱は予想をはるかに超えるスゴさ。白なぎさんと黒南條さんの衣装の対比も素晴らしかったですし、生での掛け合いはたまらなくアガります。ANIMAX MUSIXさんでも是非よろしくお願いします。俺ガイルを今更見始め、ユキトキ大好きマンになっているのでそちらの方もお願いします。
17.Pledge
も~~~~~うね、カッコ良すぎ。最高。これに尽きます。
川田まみさんありがとう。
照明演出も真っ赤にステージを包み込みとてもイカしてたのですが何よりスタンドマイクね。かっちょいい。
全然伝わってないと思うんですけどこの曲は特に盛り上がりまくっててあんまり覚えてないです。バンドさん達も前に出てきて演奏していてアガるアガる。大サビでは南條さんも一緒に並び楽しそうに体を揺らしていたのを辛うじて覚えています。(揺らしてたよね.....?)
もう一度だけ言わせてください。川田まみさんありがとう!!!
En3.・R・i・n・g・
アルバム内でも最後に収録されているこの曲。南條さんが作詞を手掛けているということは"表現者"としての彼女の思惑が感じられるこの曲。これまで出してきた曲を思い出すようなフレーズやメロディが散りばめられている。。。らしいです。
詳しい解説なんかは楽曲派のオタクさんのツイートやブログ等を漁ってみて下さい。
まだ知らない行き先もあるんだろうな
絶対楽しい思い出ができる もっと
感じてみたい
いつか振り合えれば 私たちの軌跡
なんでもない毎日がほら 少し輝くでしょう
見上げた青空や 続く雨の日だって
たしかにそう刻まれてる
私たちの大きな Ai no Ring
Cメロから大サビの歌詞だけ見てもこの人についてきて良かったな。これからもついていこう。と強く思わせてくれます。このツアーを通して出来た繋がりだったり、これまでの道のりで出来上がった繋がりは確かなモノで。これからも広がっていくんだ。という現状の南條愛乃が全部詰まっている曲だと思ってます。
またライブ演出としてステージ上のモニターに1stライブからの写真が流れていくんです。黄色いニット帽が目立つ1stの衣装の南條さんだったり、去年の白ニット南條さんだったり...。今思い出してもグッとくる演出でした。
総括
去年のNツアーに続いて今年の・R・i・n・g・ツアーも演出面が素晴らしかったです。照明、ダンサー、ピアノだけの演奏等、これらと南條さんの歌声が合わさると曲の芯の部分が凄い伝わってくる。心に沁みるんですよね。特に照明の使い方が素晴らしい。さすが"光の声優"といったところでしょうか笑。
この辺りは是非会場に来て頂いて感じてもらいたいと思ってます。他の声優さんライブよりも大人しくて優しい雰囲気が漂ってる現場なのでライブ初心者の方なんかも来やすい現場だと思うんですよね。南條さん自身もライブの立ち位置を『日常の延長線上にあるちょっとした非日常感』と仰っていたので気軽に行きやすい現場ですし、ライブで貰ったものを持ち帰りやすい。南條さんから得られる気持ちが日常の糧になるライブなんです。
この記事を書きながら1stライブの映像を見てしまうくらいには南條愛乃ロスに陥ってる訳なんですが気持ちがうまくまとまらないし、良い〆の文章も思いつかないので12月25日に行われる5周年ライブの感想を書くときにその辺はしっかり書こうと思います。。。
おまけ
せっかくの両国だったのでお昼ご飯にちゃんこ鍋を食べてました。
本場のちゃんこはめちゃウマ。どすこい!!!
次回の更新はアニマか水瀬いのりちゃん1stライブの感想になると思います。では。