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【水瀬いのり1stライブ感想】22歳のキミが好き。

12月2日が何の日か皆さんはご存知でしょうか?


1995年12月2日。それは水瀬いのりさんが生まれた日。

2015年12月2日。それは水瀬いのりさんの1stシングル「夢のつぼみ」でアーティストデビューした日。

2017年12月2日。それは水瀬いのりさんの1stライブが開催された日。


そして僕が水瀬いのりさんを応援していこうと決めた日でもあります。
水瀬いのりさんは今年で22歳になりました。このブログを書いてる僕も大学4年の22歳です。水瀬さんの事をそこまで詳しくない浅いオタクですが、同い歳だからこそ感じたことを書けたらなと。

 

水瀬いのりさんはみなさんご存知かとと思います。ごちうさのチノちゃん、ダンまちヘスティア、リゼロのレム、今期では少女終末旅行のチトちゃんと毎年多くの人気キャラクターを演じていますし、2015年に行われた第十回声優アワードでは主演女優賞を受賞している今一番勢いのある声優さんです。

 

そんな人気声優の水瀬さんがアーティストデビューをしたのが2年前の12月2日。「夢のつぼみ」というシングルでキングレコードからデビューしました。夢のつぼみは1回聴けば分かりますが絶対にオタクが大好きな曲。この一言に尽きます。水瀬さんとの力強く伸びのある歌声とも合っています。
僕が彼女の事を知ったのも、この「夢のつぼみ」でした。AJnight2016の映像配信で初めて彼女の歌声を聴いたときとても力強いパフォーマンスで、アーティストデビューして数ヶ月とは思えないステージ。この辺りから興味は持っていましたが、フェス等でも自分の推しが出る日とは被らず。なかなか生で見る機会はありませんでした。


ですがこんな僕にも1stライブのチケットがご用意されたのです。
大人気声優さんの1stライブ。チケット価格がとても高騰していたので行けるだけでもと思っていたのですが席が1階最後方から2列目。またしても席運の無さを見せつけてしまいました。

 

今回のライブタイトルは『Ready Steady Go!』ライブロゴに散りばめられた水玉模様のようにステージ上にもたくさんの水玉が。南條愛乃さんのサントロワ∴公演の△が〇になったのを想像してもらえるとイメージが付きやすいかと。
ライブの始まりは映像から。水樹奈々さんのライブを連想した人も多かったかと思います。草原の中の家からいのりちゃんが出てきて、青空を見上げると、たくさんの青い風船が空へ上がっていきます。それと同時に舞台上の円にも青い色が付き,舞台最上段の丸い幕の後ろには一人の影が。水色の光に包まれて、水瀬いのりさんの1stライブは幕を開けます。

セットリストは以下の通り。

1. 夢のつぼみ
2. MELODY FLAG
3. Lucky Clover
4. Ready Steady Go!
5. 笑顔が似合う日
6. Dreaming Girls
7. コイセヨオトメ
8. アイマイモコ
9. 涙の後は

幕間映像

10. 星屑のコントレイル
11. Will
12. リトルシューゲイザー
13. Starry Wish
14. いつもずっと
15. Winter Wonder Wander
16. 旅の途中
17. Innocent flower
En1. 春空
En2. Happy Birthday
En3. harmony ribbon

1. 夢のつぼみ

これです。この曲にたくさんの想いが詰まっていたような気がします。歌詞を読んだら全部が詰まっているんですよね。大きな夢を目指して追いかける。でも不安もたくさん。それでもキミの光や声が私を立ち上がらせてくれる。だから行くよ。って。
この曲は"みんなで始める"というテーマだそう。正にデビューシングル、そして1stライブにはもってこいの曲。いのりちゃんの強い意志が緊張の中にもひしひしと伝わってきました。

 

2. MELODY FLAG

水瀬いのりさんが文化放送で毎週日曜日22:00からやっているラジオ『MERODY FLAG』。そのオープニングテーマになっているのがこの曲です。
他現場でも思いますがラジオ等で聴きなれている曲が流れるとイントロで始まるぞモードになりますよね。この曲もそんな曲。

もう一曲のカップリング『MELODY FLAG』は、文化放送で放送中のラジオ番組『水瀬いのり MELODY FLAG』のテーマソングになっています。こちらは番組のタイトル名にもなっているんですね。

本当にラジオのタイトルが前奏で乗るような感じで、番組とは二人三脚。イントロが流れることで「あっ、ラジオが始まった!」と思ってもらえるような疾走感のある楽曲を選ばせてもらいました。歌詞の中でも「約束の時間 ここで待ち合わせ」と歌っていますが、そういうメッセージもラジオとリンクしていますし、みんなを楽しい世界に誘っていくような内容もやっぱりラジオの魅力そのまま!
ラジオはパーソナリティーが引っ張っていくように思われがちですが、実際にはみんなで横並びになって楽しむものだと思うんです。

nizista.com

本人がラジオopに選んだ理由も楽しい世界に誘っていくような歌詞からとのこと。
セットリストの2曲目に組み込んだのも同様の意図を感じます。
この曲も"みんなで始める"曲。立て続けの2曲でライブの世界観にぶち込まれました。

 

4. Ready Steady Go!

4曲目にはライブタイトルにもなっているこの曲。この前のMCで「みんなでタオルを一緒に回して、声を出して盛り上がろう!」との事で合いの手では大きな声を出し、サビではタオルブンブン振り回しました。タオル曲はやっぱり楽しい。
ライブタイトルになっている最新シングルなので本編最後に来ると予想していましたが早々に歌いましたね。

 

記念すべき初ワンマンを飾る5thシングル

ワンマンを目前に控えた11月29日、5thシングル「Ready Steady Go!」 が発売になります。どういった思いを作品全体に込めましたか?

水瀬いのり 自分にとって本当に

大切な誕生日、かつソロデビューの日を目前にしてのリリースになります。このシングルがライブへ向けてのブーストになって、ここへ来て再びのスタートダッシュをかけるような気持ちですね。表題曲「Ready Steady Go!」はみんなで一緒に歌える曲で、ファンの皆さんがいることで私が完成するんだよ、という想いをすごく込めました。

それこそ2015年12月2日のデビューシングル「夢のつぼみ」とも共通するテーマがありながら、水瀬さんの成長も感じられる楽曲です。

水瀬 同じ歌詞であっても余裕を持って表現できたり、異なるニュアンスを込めて歌うことができたりして。もっと頑張らなきゃいけないところもたくさんありますが、技術的にも精神的にも、2年前の自分より少しは成長できているのかなとって思います。デビュー当時、自分の歌を聴いてくれる人が本当にいるのか不安だったときとは、気持ちのうえでもガラッと変わった気がしますね。

この2年間の活動の中で、ファンとの距離感も変わってきている?

水瀬 みんながついてきてくれることを分かったうえで歌えている自分がいました。それこそ「Ready Steady Go!」は、コールアンドレスポンスやサビの追っかけなどを盛り込んだ、みんなが参加して一緒に楽しめる楽曲で。いっぱい声を出す部分があるので、皆さんにもリピートで聴き込んでたくさん予習をしてきてもらいたいです!私もそのつもりで耳を傾けちゃうと思います。デビュー3年目を目前に、みんなで一緒のスタートラインに立つような気持ちで臨むので、ライブでは私の存在をより近くに感じてもらえたらうれしいですね。

entertainmentstation.jp

 この曲も"みんなで始める曲"。この1stライブのタイトルになったのも納得です。
MVのいのりちゃんドチャクソ可愛いんでみんな見てください。

youtu.be

 

7. コイセヨオトメ

こんなツイートするくらいコイセヨオトメ楽しみにしてました。
22歳だからこんなカワイイカワイイしてる曲歌って可愛いんすよ。これは僕の大好きな30代の女性声優さんたちじゃちょっと歌えないのでそこが刺さったポイントでもある気がします。だって

女の子は何度だって生まれ変われる!
ト・キ・メ・キ スパイスでほら
変身!! 可愛くなるよ

コイセヨオトメ - 水瀬いのり - 歌詞 : 歌ネット

 ですよ。!の数が若さのパワーを証明してる。(30代の女性声優さんも大好きです)

しかもこの曲いのりちゃん踊るんすよ。あぁカワイイ。すき。
本人はMCでもダンスは苦手でサビとかでちょこっとあるだけかと思っていたらガッツリ全部踊らされて大変だった。と仰っていましたがしっかり踊れていましたし何よりかわいいのでもう好き。踊ってくれてありがとう!

 

10. 星屑のコントレイル

幕間映像からこの曲。幕間映像では最初の青空から日が暮れて夜が訪れます。いのりちゃんが家に戻り、倉庫から取り出したのは天体望遠鏡。満天の星空が画面に映ると同時にステージ上も満天の星空と同じような演出。これには客席からも結構「おぉ!」と声が上がっていました。そんな演出からのこの曲。
星屑、Will、リトルシューゲイザーと3曲激しい曲ゾーン。どの曲もめちゃカッコイイ。
しかも今回全曲生バンド演奏だったんでここは最高に熱かったです。

水瀬
そのときの気持ちや声の明るさは違ってくるので“同じ曲”は一度しか歌えませんが、今はそれを9パターンも用意できるということがうれしくて仕方ありません。セットリストから削らなければいけない曲が出てくるのは少し寂しいですけど、いろいろな可能性が見えてワクワクしています。個人的にはガイコツマイクを持ってロックな曲を歌ってみたいのでいつか実現できたらいいなぁ(笑)。
女性が出せるカッコよさにも挑戦したいですし、音楽を究極に楽しんでいるという意味では(シンガーソングライターの)aikoさんのようにものすごいエネルギッシュで、見ているだけでこっちまで今すぐカラオケに行きたくなってしまうステージもあって、自分がどんなステージを作れるかはまだわかりませんが、いつかは私が憧れた方々に近づけるよう日々頑張っていきたいな、と。そして、どんなにカッコよかったりかわいかったりしても、最後には等身大な自分というライブに戻ってくることができたらうれしいですね!

nizista.com

 このインタビューでも話しているように女性らしいカッコよさを意識していた気がします。今までの可愛い感じや真っすぐな歌い方とは違うカッコよさ。本人が憧れていたカッコよさは表現できていたんじゃないでしょうか。
この3曲で熱くなりすぎている会場でStarry Wishへとつなげていくセトリも反則でした。

 

16. 旅の途中
17. Innocent flower

この2曲と間のMCでウルっときてしまいました。
旅の途中の歌詞は、夢のつぼみReady Steady Go!でも出てくる『そこにたどり着く』というワードを拾った曲。アーティストとしてのゴールや到達点、を"そこ"と表している。そう僕は解釈しています。アーティストとしてのゴールなんてどこか分かりませんが、追いかけていればいつかは"そこ"がこの瞬間って感じられる時が来るのかなと思います。それはまではしっかり応援していたいなぁって。
今はまだ旅の途中。始まったばかり。でもそこにたどり着くまでにって気持ちをド直球に表現してくれたこの曲が大好きです。

旅の途中とInnocent flower間のMCでは本編最後の挨拶。「自分って本当にスゴイんだなって実感した。多くの人に支えてもらえてここに来れた。幸せ者だ」って。「私はあんまりお喋りが得意じゃないからたくさんの感謝の気持ちがあるけど上手く伝えられないから次のこの曲に想いを込めて歌います。」からのInnocent flower。

風に歌を乗せて 白い花びら
ありがとうの言葉の代わりにね
心からのいのり 君が微笑むなら
咲かせるよ Innocent flower

Innocent flower - 水瀬いのり - 歌詞 : 歌ネット

夢のつぼみが花を咲かせるんですよ。1stライブって大きな夢が一つ咲いて。また次の夢のつぼみができて。。。
ありがとうは恥ずかしいから言えないけど君が笑ってくれるなら。君に届くなら。咲かせるよ(歌うよ)ってことですかね。
つぼみが花を咲かせるってものすごく某ウチダアヤさんを感じました。

 

En3. harmony ribbon

「私とみんなの気持ちをグッとこのリボンで結びたい。このリボンを辿ってまたみんなに会えるように。解けないように歌うからみんなもしっかり受け取って。」

最後はこんなMCからのharmony ribbon

 ゆずれない想い 君がくれた いつでも守っていきたいの
二度とない この瞬間を 焼き付けるよ 強く 強く
その笑顔は宝物

harmony ribbon - 水瀬いのり - 歌詞 : 歌ネット

 二度とはない1stライブ。彼女の目にも少し涙が浮かんでいたように見えました。しっかりこの瞬間は焼き付いてくれましたかね。僕の中にはしっかりと強く強く焼き付いています。
最後のla la la laの大合唱も会場が一つになっていてこれ以上ない大団円。素晴らしいライブでした。

 

総括

こんなにいのりちゃんに感動させられるとは思ってなかったです。
ライブに行く動機自体は曲が強いし,1回も生で見たことない。だから行きたいなぁと至ってシンプル。そこまでむちゃくちゃ強い動機はありませんでした。

ですが同じ22歳が大きな夢に向かって真剣に頑張っている姿。5000人を前に堂々とした姿を見て応援したい気持ちとともに自分も頑張らないとって気持ちをものすごく貰えました。だって同じ22歳なんですもん。MCの気の張ってない適度な脱力感は僕の推しにも通ずるところを感じましたし、10代の客に向かって「君たちまだお酒飲めないんだw~~~」なんてMCをしている姿はホンマに22歳じゃん。って思いました。

そんな同じ22歳だからこそ、これからもライブに行っていのりちゃんの成長と自身の成長を確認できたら素敵なのかなって思ったり。同世代が頑張ってるのって本当に励みになるんですね。"そこ"にたどり着けるまで応援したいなって思わされたアーティストでした。いのりちゃん推していきます。マジで好きになってしまったので。

 

いのりちゃんのライブでめちゃくちゃやる気が出てきたので駄文を書くのはこの辺にして、卒論の方を頑張りたいと思います。22歳なので。では。